9月に入ったが初日から福岡では、37度と過去何十年ぶりの気温をたたきした。
常に微熱があるお相撲さんにぎゅうぎゅうとされているような生活である。
今年の夏はあんまり暑くないような気がしてたけど気のせいだったか。
ただ、コロナのせいで家にいる時間が増えたのでそこまでつらくはない。
ゆえに、夏バテもなく体重は自らお相撲さんに寄せていっているような気がする。
ビールを控えるぞ
と宣言したところで8月読んだ漫画を振り返り。
京極夏彦の同名の小説のコミカライズ。
原作はずいぶん前に読んだのだが、京極堂節に翻弄されたことしか覚えていなくて、なかなかに楽しめた。
小説読む前に読んでもいいかもしれない。
正直、エンタメだけど難しいというかその圧倒的な知識の弁舌に脳のオーバーフローするところが楽しい小説なのだが、それにしてもやっぱり絵にするとわかりやすいよね。
今回のような事件現場の私立女子高校の建物配置とか、なかなか文章では入ってこない部分がわかりやすい。
一方で、キャラが自分のイメージと違うとちょっと悲しいのだけど。
小説初版はゆーても数十年前のため「未読」の方でさらにこれから読もうと思う方は少ないかもしれんが、もう一度読み返したいけどあの厚みを読みこなす体力ないよーという方にはピッタリと思われる。
最後の、「あなたが絡新婦だったのですね」といったセリフが効いてるわ。
おひとりさま出産もどちらも1巻のみ読んだんだけど、大変だけど幸せっていうのがあふれてて、良かった。
経済的には厳しいかも知らんが、頑張って~
なかなか、一人で産んで一人で育てられるように今の社会はなってないのだけど、少なくともメンタル的には幸せそうで安心した。
終戦記念日に読んだ。
正直、絵はかわいいのだけど内容はおなかにズーンとくる。
でも、一年に一度くらいは大人もちゃんと戦争について考えたほうがいいよね。
そのためにはあまりにもハードルが高いと手に取れないのでこのくらいの可愛さが必要なのかもしれない。現に話題作みたいだし。
1、2巻。
いきなり両親を亡くした姪っ子を引き取ることにした少女小説家と、その姪っ子が新しいを暮らしを一歩ずつ積み上げていく話。
両親を亡くしたけれど、あまりに突然すぎて泣くことができなかったり、
姉とはうまくいっていなかったのに、その娘を引き取ることにしたり、
とにかく二人ともフェアプレイ精神にのっとりすぎてて、すがすがしいほどだ。
ただし、世間ではそういう人々を不器用な生き方というかもしれない。
二人の家庭というより、ワールドを作り上げるという意味で「建国日記」というタイトルになったのかなと思う。
こんな人になりたいと思うけど、なかなかなれないよね。
昔好きだったのだよ。で、先月読んだ椎名百貨店を読んで再燃。
ホームズ好き(しゃーろきあん)にはたまらぬ小ネタが仕込まれている。
ただし、ストーリは荒唐無稽。
私は、シャーロキアンじゃなかった。仕込まれているという噂のコネタもイマイチキャッチできず。
金田一耕助アンとかあるのかな?
鉄を食べるバクテリアが宇宙から飛来する話。
普通にディストピアなのだが、主人公の強くて真っ直ぐでちょっとバカなところやヒロインの高飛車ツンデレお嬢様なところとかが、殺伐とした社会の雰囲気を少しだけすくっている。
でも、こういう世紀末じゃぁって感じの話はホントはそんなに好きじゃない。
だって現実社会だってまあまあいろんなことあるしねぇ。
漫画は楽しくハッピーエンド希望。
二つとも映画を愛する主人公が映画そんなに、って人を映画の世界に引き込む話なんだけど、
1人でキネマの方が断然面白かった。
出てくる映画は、映画そんなに派の私にもわかる有名作ばかり。
まるちゃんに癒される。
これはもう何も考えずに読むべし!
不眠症の高校生たちが自分たちの居場所を天体観測室に確保して楽しくやる話。
放課後、という言葉自体がノスタルジースイッチ入るよね~
おしゃれな感じなのはタイトルだけじゃなくて、登場人物たちも「最近の」人々って感じ。
ルネという一見育児放棄されているかに見える少女と、美大生で誰かお師匠さん?を探している僕の物語。始まったばかりでどう転ぶのやら?
以上 8月に読んだ漫画は15冊でした。ほとんどが期間限定無料本。我ながらコツコツよくやるよね!
kindle 無料本で検索すると、いやっていうほど読めますよ。