iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

探偵 由利麟太郎を観た

先日、今から由利麟太郎のドラマが始まる!と浮ついた投稿をした私だが、これからさらに浮ついて、吉川晃司のカッコ良さを語りたく存じます。

 

https://dramamiru.mantanfun.jp/article/0001448.html

 

いま、便利なサイトが沢山あるのでとりあえずリンクを貼っとく。

 

まずのっけから由利先生の新しい設定に突っ込みが止まらぬ私。

いや、めちゃくちゃかっこいいのよ。

多分私たち世代を吉川晃司が、そしてもう少し下の世代を志尊淳が担当して、キュン波動を送ってるだと思うんだけどね。

 

由利先生のスーツの裾が長すぎるところとか、アメリカのハンターに学んだトレース術を捜査に取り入れているとか、ふわードラマ化ってこう言う事なのね〜とのけぞったわけだ。

 

いやいや、私は原作と違うところをネチネチとあげつらう原作至上主義ではない。

ていうか、ゆりりんへの愛は形こそ変われ認知度を上げてくれるんだから、大歓迎よ、。なーんてね。

 

観てる時はそんな斜めからな視線全く持ってなかったわ。

ただただ、

やば!吉川晃司やば!って思ってたケドネ。

 

でもせっかくなので、原作しか読んでない方のためにドラマの設定で、そうきたか!って言うのをあげとく。割合的にはだいぶんマイノリティと見たね、そんな人は。

 

 

まず、時代が現代になってる。

志尊淳演ずる三津木俊助も、敏腕新聞記者からミステリー作家?ライター?的な感じになってて、由利先生の活躍をブログで紹介したりしてる。

 

ここら辺は、海外ドラマシャーロックを思い出させるし、いやいや火村英生シリーズか?と言う展開でもある。

あらいやだ、私ったら偉そうですわね。

でもどれも大好物なので、由利麟太郎シリーズへの期待も高まる。

 

それから田辺誠一演ずる等々力警部がいい。

今までのイメージと全く異なって、かなり油の抜け切った感じだけど。

 

花髑髏 (角川文庫)

花髑髏 (角川文庫)

  • 作者:横溝 正史
  • 発売日: 2020/06/12
  • メディア: 文庫
 

この表紙、いかにもゴスロリっ子が好きそう、とか思ってたけども、志尊淳演ずる三津木は、花髑髏って、いかにも中二病ぽい!って馬鹿にして笑うんですわー

 

 

今回の話は花髑髏をアレンジしたものらしく、あの自分勝手な犯人がどう演じられるのか?というかあのままドラマ化はおそらくできまい。

なぜなら、今の時代だとかなりアウトな表現のオンパレードだから!

私も炎上が怖いので書かないけど、横溝先生の本の最後には必ずこのような一文がつくのだ。

 

本書には今日の人権意識に照らして不当・不適切と思われる語句や表現がありますが、作品執筆時の時代背景や作品の文学性などを考慮しそのままとしました。

 

 

実際、今回の話もずいぶんうまいこと捻じ曲げられて、なんか深イイ話的なまとめられ方になっておった。

これはこれで、原作のやるせない人間の描かれ方をされる犯人像よりいいかも。

 

それにしても、由利先生がなんかかっこ良すぎて逆にコミカルにすら見えてくる不思議さよ。

ふざけてないのになんかおかしいというか。

過ぎたるは及ばざるがごとしというか。

 

 

と、さてさて。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

未熟さゆえに、後半ずっと引用マークをつけて語ってしまった事をお許しください。

気になってるでしょ?突っ込みたいのはこっちだよ!って感じでしょ?

 

まだまだ好きな事を語りたいのだが、なにせ引用の戒めから解放されないので、ここまでに。

 

来週もあるみたいなのでみんな観たらいいと思う!モニカを歌えるあなたならきっと楽しめるはず!

 

いや、しかし吉川晃司ヤベェわ。

これは引用ではなく心の声。