iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

最近読んだ本「春琴抄」「金田一少年の事件簿 天草財宝伝説殺人事件」「書評記事の書き方」「秋津」

 週末は福岡はとても良い天気で、子供と一緒に所属しているボーイスカウト隊で凧揚げをしてきた。そこそこ風があってよく飛んだので面白かったんだけど、久しぶりの紫外線に対策を怠ったため腕が日焼けでえらいことに。

これ、鳥みたいだけどごみ袋で手作り。

 

f:id:ichieda:20190422211011j:image

さて、さわやかな写真を貼ったところところで、もはやジャンルも何もめちゃくちゃだが忘れてしまう前に最近読んだ本を書き留める。

 

まずは文豪に敬意を表してこちら。

春琴抄 (新潮文庫)

春琴抄 (新潮文庫)

 

 有名であらすじは知ってたものの、初めて読んだ。

春琴と佐助のかなり形を変えた純愛。特に後半の顔にやけどを負った春琴を「見ない」ために自ら目をつぶし「幸せ」と言い切る佐助。その描写がちょっとグロすぎて目が泳いでしまったが。

目が見えないということはどういうことだろうか?想像するしかないが、視覚を補うかのように他の感覚が研ぎ澄まされて、別の世界が広がっているのかもしれないと思った。

 

 

BlogArts: 書評記事の書き方

BlogArts: 書評記事の書き方

 

 

せっかくこんなブログを書いてるので読んでみたが、私の書いているこのブログはいわゆる書評とはとても呼べない。ということがわかった。

えーっと、門をたたこうと思ったけど、まだ最寄り駅にすら到着していないくらいの距離感。

 

金田一少年の事件簿File(22) (講談社漫画文庫)

金田一少年の事件簿File(22) (講談社漫画文庫)

 

 天草財宝伝説、と言えば九州の小学生なら誰でもそらんじることができる(大嘘)例の奴ですよ。

 

私が小学生の時は教科書にこの秘密の暗号が載っていて、「みんなで宝探し探検隊を作ろうぜ!」ってなったのは本予期思い出。

もちろん、大判どころか現地に行ってもないけど。

天草四郎のビジュアルにも興味津々だった。

 

さて、金田一少年ったらとうとう「さんしゃるに こんたろすご くさぐさのでうすの 宝しずめしずむる」(小学生のころ覚えたことはまだ忘れてない!)の謎を解いてしまったようです。さすがやん。そんなに簡単に解かないでよ天才かよ

 

 

秋津 1 (HARTA COMIX)

秋津 1 (HARTA COMIX)

 

 古本屋でどうしても気になって買った本。このタイトルがどうしても引っかかってついつい手が出た。

内容はどう説明していいのか・・・?

 

ギャグ漫画なんだけどちょっとだけ寂しくなるというか、何とも言えない空気感。

主人公はざっくりいうと「ダメ人間な漫画家の父」と「しっかり者の息子」。

無茶苦茶な父親が息子を「かわいさ余っていじり倒す」ところとか、漫画が描けなさ過ぎて悪あがきをするところとか、ほんと振り切れてて面白い。