iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

本屋でゲット「早川書房編集者がおすすめする傑作ミステリフェア」

本屋でもらえるチラシ いいですよね

最近はもっぱら電子書籍(というか聞きながら移動)という読書スタイルが多いのですが、やっぱり本屋も楽しい。

今日は、博多KITTE6Fの本屋さん(タワレコ)にてこんなビラをいただきました。

 

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編集者さんがひとりひとり、一押しの書籍を挙げているみたい。

チラシの周りにはもちろん、本が並んでいました。

う~ん、見たところ海外ミステリだけのようですね・・・

 

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お、時の娘については学生時代に読んだ記憶あり。

たしか、高校時代読んだ井沢元彦の「猿丸幻視行」をきっかけに

実は史実とは違った・・・

みたいな歴史ミステリーをよく読んだ時期がありました。時の娘もその中の傑作ということで読んだんでした。

時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)

時の娘 (ハヤカワ・ミステリ文庫 51-1)

 

読んだんでしたが、そもそも伝わっている史実、を知らないものでいまいち消化不良の読書になった記憶がありります。たしか、悪い人だと思われているけど、丹念に史実を読み解くことで、それが誤りであることを証明していく、という内容です。

(って、これってほとんど説明になってないっすね。)

 

つながり読書

 猿丸幻視行、私の高校の課題図書だった・・・今ならわかる国語の先生の思い切ったチョイス!

先生の名前は全然覚えてないけど、この課題読書だけは忘れられない。めちゃくちゃ面白かったよ!

 

猿丸幻視行 (講談社文庫)

猿丸幻視行 (講談社文庫)

 

 そして、時の娘の紹介にある”日本で言えば吉良上野介は本当に悪人だったのか…”

を実際に検証したのやはり、井沢元彦の「忠臣蔵 元禄十五年の反逆

 

忠臣蔵 元禄十五年の反逆 (新潮ミステリー倶楽部)

忠臣蔵 元禄十五年の反逆 (新潮ミステリー倶楽部)

 

 もう、絶版で中古しか手に入らないようですが、大学生の時にこれを読んでしびれた。なんで理系なんか来ちゃったんだろうと思ったものです。

この人の本から、民俗学にも興味を持ったのでした。

カッコいく聞こえるな。持っただけです。

そして中面は・・・既読ゼロ!

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 幻の女、読んでみたいと思ってたんですよね。でもあまりにも時代が古いのでうまく気持ちが入るかしら、なんてちょっと躊躇してたんですが面白そうですね。

この中では、「ママは何でも知っている」が面白そう。

なんでも、究極の安楽椅子探偵。毎週晩御飯を食べにくる○○刑事(名前忘れちゃった)の事件の「話を聞いて、いくつかの適切な質問をするだけで」事件を解決してしまうらしい。

 

まだまだ未開の地お宝がたくさんの予感

実は海外ミステリーってまだ未開拓で、こういうチラシ見ると思わずぽちりたくなりますね~

カ★ササギ?とか笑っちゃう。これのことよね。

 これも2018のベストテンですよね。そうか、東京創元社だからか。(笑)

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)

カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)

 

屍★荘、はこれですな。こちらは読みました。前評判が高すぎたのでいつ面白くなるのか期待しすぎたのか、ちょっと物足りなった。

 とはいえ、本格ミステリとほにゃららの融合、と意味では斬新でした。

屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

 

 上記二つよりはこれを読めってことね。

しかし、アガサクリスティー横溝正史を読破しないといけないから、いそがしいから後回ししたい。

いや、だれからも頼まれてないんですけどねー

 

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)