iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

読書感想

週末本屋パトロール「ブックオフ トリアス久山店」「今昔物語」

盆休みに一番やりたいことはなにかと聞かれれば、「・・・片付け?」と答えるくらい部屋が散らかっている。 ちなみに、これはやりたいことというよりやれねばならぬことかも。 まずはこの古本を売りに行かねば、ということで処分する本を探しだしたら またし…

江戸時代でも星ワールド全開「殿さまの日」

「殿さまの日」は、星新一にしては珍しい、いわゆる時代物だ。 しかし、流石というほかないくらいドライでクールな時代物になっている。 おそらく江戸時代なんだろうけど、なんとなくCGで描かれたEdo cityって感じで、SFぽい空気が漂う。 表題作「殿さまの日…

夏はSFだよね「ミノタウルスの皿」

なんかこのところSFが読みたい気分だ。最近めっきり怪談ばっかり読んでる気もするが、 面白いSFを寝食忘れて読みたい! ついては私に本をオススメして!と会社の人にお願いしてみた。 で、オススメられたのがこの三冊 夏への扉 (ハヤカワ文庫SF) 作者: ロバ…

夏のお楽しみ「ほぼ日の怪談」

ほぼ日の怪談。 (ほぼ日文庫) 作者: ほぼ日刊イトイ新聞,ヒグチユウコ 出版社/メーカー: ほぼ日 発売日: 2018/08/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 一部のファンには毎年夏のお楽しみになっている、ほぼ日刊イトイ新聞の怪談コーナーその名も「…

オカルト作家の格闘育児日記、ただし猫。「猫怪々」

加門七海の猫怪々を読んだ。 猫怪々 (集英社文庫) 作者: 加門七海 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/11/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 引っ越した途端、病気の子猫を拾ってしまった彼女は、猫に「のの」という名前をつけ、まさしくのの…

なんなら表紙が一番怖い「山怪談」

暑いと怪談がよみたくなりますな。 といっても、最近は年中怪談、不思議な話は人気があるそうな。 エアコンの発達か?それともネットの発達?ネットでも怖い話は玉石混交読み放題。 ちょいとそれますが私が毎年楽しみにしているほぼ日のコンテンツがこれ。 …

意外と原作に忠実?「パタリロ源氏物語 」いや、やっぱそんなことないわ。

[まとめ買い] パタリロ源氏物語! 作者: 魔夜峰央 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 先日のセールでうっかりパタリロを無料ダウンロードして以来、すっかりハマっちゃって。 パタリロ源氏物語は、思ったより読みごたえがあって、原作に忠実?…

怖さマイルド「修羅ノ国 北九州怪談行」

修羅ノ国 北九州怪談行 (竹書房文庫) 作者: 菱井十拳 出版社/メーカー: 竹書房 発売日: 2019/04/27 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 「修羅ノ国 北九州怪談行」を読んだ。この人の前作の話がえらく興味深かったので引き続き。 kindle unlimited …

愛したぶんだけ愛されたいとおもうのがいかんのだ「恋愛中毒」

超久しぶりに恋愛小説を読んでみた。たしか、どちら様かがおすすめしていたので。 でも、読み終わって思うが、これは恋愛小説というよりは犯罪小説(クライムノベル)もしくはホラーだった。 恋愛中毒 (角川文庫) 作者: 山本文緒 出版社/メーカー: 角川書店 …

漫画ばかり爆読んでる「コノマチキネマ」「ばるぼら」「パタリロ」

kindle unlimitedの沼にはまっているので、とりあえず漫画ばかり読んでる。 コノマチキネマ 1巻 作者: 瀬川藤子 出版社/メーカー: ノース・スターズ・ピクチャーズ 発売日: 2018/07/20 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ただいまkindle無料本…

kinndleunlimited 三ヶ月99円になったよ

どうやらまた、kindled unlimitedが爆安になったようで、どうやら私も対象のようなので対象者はボタンが表示される、まんまとズブズブとまた沼にハマることにした。 で、とりあえず週末読んだのはこれ。 ぼくらのへんたい(1) (RYU COMICS) 作者: ふみふみ…

大人こそ読め!「友だち幻想」

以前、中高生新聞で紹介されてた「友だち幻想」をやっと読んだ。 中高生新聞だって読んでる四十路だぜ「友だち幻想」 - iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~ 書かれたのは10年以上前だが現在でもじわじわと売れ続けているという名著。 テレビで又吉さ…

今日読んだ本、五等分の花嫁、中学聖日記他 我ながら乱読

最近読んだKindle漫画本をまとめて書き留めとく。 五等分の花嫁(1) (週刊少年マガジンコミックス) 作者: 春場ねぎ 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/10/17 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る これぞザ、男子の夢。 5つ子ちゃん…

これは刑事コロンボだ!福家警部補の挨拶

もしくは、古畑任三郎だ! 福家警部補の挨拶 (創元推理文庫) 作者: 大倉崇裕 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2012/10/25 メディア: Kindle版 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る まず犯行が行われ、読者には犯人がわかっているところから話が始…

わからんの快感「ドグラマグラ」

やっとようやくなんとか読み終わったドグラマグラ。 日本三大奇書の一つと言われているこの本。過激な表紙が有名。 そ、そんなところに角川文庫って入れちゃう?いいの!? 夢野久作 ドグラ・マグラ 上下巻セット (角川文庫) 発売日: 1976/10/11 メディア: …

喘ぎ泣くて・・・「喘ぎ泣く死美人」今日読んだ本「ゾンビで学ぶAtoZ」

相変わらずのインパクトのあるタイトル「喘ぎ泣く死美人」を読んだ。 正直、amazonで検索するとやらしい本が一緒に上がってくるので恥ずかしい。 一度検索したが最後、しつこく私の嗜好を誤解したままいろいろおすすめしてくるんでしょ!嫌すぎる。 喘ぎ泣く…

今日読んだ本「ワニ男爵」「カラット探偵事務所の事件簿 1 」

めちゃくちゃ紳士でダンディなワニの小説家。ただ野生の血にわれを忘れることがある。 腰ギンチャク?のウサギが思わずびびっているのをみて、わたしのことを軽蔑しますか?と寂しそうに聞く先生。イメージ明治の文豪、ワニだけど。 それにしても、さすがは…

本なの漫画なの「ビブリオ漫画文庫」

amazonパトロール中に見つけた本「ビブリオ漫画文庫」を読んだ。 なんとなく、わかるけど結局本なのか漫画なのかわからん。 そもそもビブリオもよく聞くし、普通にビブリオバトルは受け入れているが、意味を知らない。 というわけで、ウィキペディアで調べて…

欲しくて買ったのにしばらく積んでた「チヨ子」

宮部みゆきさんのチヨ子をメルカリで思わず購入していた。 衝動的に、というほどの金額ではないけども、 わたし結構、買うまでに色々悩むタイプなんで。 チヨ子 (光文社文庫) 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2011/07/12 メディア: 文庫 …

さわやかな読みごたえ「踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿」

kindleunlimitedで読める国産ミステリー 主人公は引きこもりの音野順くん(おそらく20台半ば?) 推理小説家の私とバディを組んで謎を解き明かします、というと聞こえはいいけれど、何しろ引きこもりなので、人が苦手。 謎は僕が解き明かす!かもしれませ…

今日読んだ本「内臓一個とっちゃった」「夜回り猫」

内臓いっこ取っちゃった 作者: 内村かなめ 出版社/メーカー: ナンバーナイン 発売日: 2019/01/18 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 胆石で緊急入院、緊急手術を行おう羽目になった漫画家が転んでもただでは起きぬとばかりに体験を漫画に。胆石…

優しさ溢れる?「首」

連休明け、やはり全力で学校をサボろうとする息子をなんとか送り出し久々満員電車で会社へ。 いやーあんまり休みが長いと仕事が手に付かんねーとか言いながらお土産のお菓子をむさぼり食べてきた。 連休中は休みが長すぎるーとぼやいたりしてましたが、始ま…

連休のほうが忙しいのでは?やっと読み終わった東村アキコ3作品

10連休がようやくおわりますな。 なんか平日よりよっぽど忙しかったような(主に飲むのに) しかも体力が落ちているせいで、二日目が確実に使い物にならない・・・ 忙しいけども目標の積読を25センチ減らす、というのは達成できたし! リアルお友達「し…

ちょっと意外?思わず考えちゃう

十連休の真っ只中、終わりの見えぬ断捨離に嫌気がさして先日よりもう一つの目標「積読を25センチ減らす」チャレンジ中である。 チャレンジ中であるが、こちらはブックカフェでタピオカほうじ茶ミルクを飲みつつありがたくダダ読みさせていただいた本。 (結…

今更とか言わないで「ミレニアム1」を読んだ

今更だが「ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女」を読んだ。(自分で言う) いや、ずっと読みたかったのだが分厚さとちょっとグロ表現がありそうなところにビビっていたのだ。 しかし、気が付けば10年前の大ヒット作とのことで、帯には「児玉清氏大絶賛!」と…

うーん難しい?「マリー愛の証明」「シャンデリア」

読んだことない作家を攻略しようと、立て続けに川上未映子さんの本を読んだ。 普段、ミステリーやホラーなどを好んで読む私は、単純で明快でわかりやすいものが好きだ。そこに学びや成長を求めてるんじゃなくて、あー面白かった、っとすとんと落ちがつくこと…

好奇心は猫をも殺す「祝山」

怖い話が結構好きだ。血が出たり物理的なホラーは全く受け付けないが、こういう視えちゃう人によるじわっと怖い話が好き。 作者加門七海さんは霊感があることでも有名な女性作家。 小説だけにとどまらず、いわゆるノンフィクション?というか、視える人にと…

最後の最後で更にひっくり返される「神様ゲーム」

随分前に買って理由もなく温めていた「神様ゲーム」を読んだ。 正直に言うと、あんまり前すぎてなぜこの本を購入したのか全く思い出せない。 どうやら、講談社ミステリーランドという子供向けのシリーズの一冊だったらしく確かに読みやすい、サクサク読める…

ワガママにもほどがあるぞ「本陣殺人事件」

横溝正史による初の金田一耕助主演の長編「本陣殺人事件」を読んだ。 久しぶりに読んだけど、やはり読後感は良くないなー もちろん、面白いトリックだし金田一がアメリカ時代に麻薬中毒者になりかけていた、なんておもしろい部分もあるんだけど、やっぱり殺…

仄かな光差し込む蔵の中の耽美な世界「蔵の中・鬼火」

今日は我が地区の小学校の入学式。 ついこないだまで赤ちゃんだった知り合いの子がめでたくご入学。 ランドセルしょってスーツの写真を見せてもらい感動。月日の経つのは早いものですなぁ。 さて、まったく春らしくない「蔵の中・鬼火」を読んだ。 蔵の中・…