iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

ミステリ関連

戦後の乱脈を極めたむにゃむにゃパーティ!「華やかな野獣」

久しぶりに金田一耕助ものを読んだ。 この表紙!ドロンジョ様とこの人くらいしかこんなマスクは着けてないと思う。 華やかな野獣 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者: 横溝正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2013/06/27 メディア: Kindle版 この…

ちょっと変化球の青春物語「アジア新聞屋台村」

アジア新聞屋台村 (集英社文庫) 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/03/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 高野さんは「あだ名」付けの天才だ。(ちょっと前にそういう芸人さんがいたけど)ほんと絶妙な名づけは思わず膝…

少年じゃなくなった金田一の謎を解きたくない事件簿

金田一37歳の事件簿(2) (イブニングコミックス) 作者: 天樹征丸,さとうふみや 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/10/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 彼もいよいよ37歳か~私とほぼ同年代だと思っていたのにいつの間にかちょっと…

祝ドラマ化!「怪しい店」

有栖川有栖「怪しい店」火村英生シリーズを読んだ。 怪しい店 (角川文庫) 作者: 有栖川有栖 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/12/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 正確に言うと、ドラマ化はすでにされていてこの度「臨床犯罪学…

ブロッコリー頭の整(ととのう)が言葉の煙をまく「ミステリという勿れ」

最新刊が出たようなので感想を。 ミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ) 作者: 田村由美 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/09/10 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 話題作で、この漫画がすごい!とかにも(たぶん)入って…

頑張れ黒川!「田舎の刑事の趣味とお仕事」

そろそろkindle unlimitedの契約期間が切れる。おそらく最後?の小説はこれ 田舎の刑事の趣味とお仕事 (創元推理文庫) 作者: 滝田務雄 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2012/01/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る のどかな田舎の刑事、…

すべてが言葉のやり取りだけで構成された小説「Q&A」

恩田陸の「Q&A」を読んだ。 本屋でも、新装っカバーで再プッシュされている模様。その拍子がなんとも怖そう・・・で実際読んでみたら、怖いっ!こぇぇぇ~って感じ。 Q&A 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2013/12/06 メディア: Kindle版 …

モキュメンタリー?「火のないところに煙は」

本屋大賞にノミネートされ、去年から気になっていた「火のないところに煙は」をようやくゲット。 火のないところに煙は 作者: 芦沢央 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/06/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 「神楽坂を舞台に怪談…

エモい(使い方あってる?)「犯罪小説集」

犯罪小説集 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/10/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る この人の小説はどうしてこう、どこか皮膚の弱いところをかきむしられたよう痛さを感じさせるんだろうか。 いつも読み始めて、…

まさしくキャラクター小説「ぬいぐるみ警部の帰還」

kindle unlimitedで読めるミステリーで面白そうなものを見つけるのは実は難しい。 だって、ほんとに玉石混交で大量にありすぎて検索に引っかからないわ、自分で書いて電書化したようなしょうもない(失礼)本と、ちゃんとした大手の出版社からでたきちんと流…

これは刑事コロンボだ!福家警部補の挨拶

もしくは、古畑任三郎だ! 福家警部補の挨拶 (創元推理文庫) 作者: 大倉崇裕 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2012/10/25 メディア: Kindle版 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る まず犯行が行われ、読者には犯人がわかっているところから話が始…

わからんの快感「ドグラマグラ」

やっとようやくなんとか読み終わったドグラマグラ。 日本三大奇書の一つと言われているこの本。過激な表紙が有名。 そ、そんなところに角川文庫って入れちゃう?いいの!? 夢野久作 ドグラ・マグラ 上下巻セット (角川文庫) 発売日: 1976/10/11 メディア: …

金田一耕助の動画に思う

最近ちっとも読了できない(ドグラマグラにチャレンジ中)ので、とりあえず金田一成分を補うためにみんなが大好きYou Tubeでこんな動画をみた。 こちらの番組、もともとNHKで2016年に全3話で放映された横溝正史の短編小説を気鋭のクリエーターたちが映像化…

喘ぎ泣くて・・・「喘ぎ泣く死美人」今日読んだ本「ゾンビで学ぶAtoZ」

相変わらずのインパクトのあるタイトル「喘ぎ泣く死美人」を読んだ。 正直、amazonで検索するとやらしい本が一緒に上がってくるので恥ずかしい。 一度検索したが最後、しつこく私の嗜好を誤解したままいろいろおすすめしてくるんでしょ!嫌すぎる。 喘ぎ泣く…

欲しくて買ったのにしばらく積んでた「チヨ子」

宮部みゆきさんのチヨ子をメルカリで思わず購入していた。 衝動的に、というほどの金額ではないけども、 わたし結構、買うまでに色々悩むタイプなんで。 チヨ子 (光文社文庫) 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2011/07/12 メディア: 文庫 …

さわやかな読みごたえ「踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿」

kindleunlimitedで読める国産ミステリー 主人公は引きこもりの音野順くん(おそらく20台半ば?) 推理小説家の私とバディを組んで謎を解き明かします、というと聞こえはいいけれど、何しろ引きこもりなので、人が苦手。 謎は僕が解き明かす!かもしれませ…

優しさ溢れる?「首」

連休明け、やはり全力で学校をサボろうとする息子をなんとか送り出し久々満員電車で会社へ。 いやーあんまり休みが長いと仕事が手に付かんねーとか言いながらお土産のお菓子をむさぼり食べてきた。 連休中は休みが長すぎるーとぼやいたりしてましたが、始ま…

週末本屋パトロール「平成ベストセラー」

平成ベストセラー TOHAN が出しているビラをもらってきた。 その名も「平成ベストセラー」 版元が出しているだけにいろんな出版社が軒をつらねていて片寄がなくていいね。 しかーし!著者名が入っていないのでちょっとどうよ?と思っている。 記憶クイズじゃ…

今更とか言わないで「ミレニアム1」を読んだ

今更だが「ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女」を読んだ。(自分で言う) いや、ずっと読みたかったのだが分厚さとちょっとグロ表現がありそうなところにビビっていたのだ。 しかし、気が付けば10年前の大ヒット作とのことで、帯には「児玉清氏大絶賛!」と…

なるほどとのダブルミーニング「なるへそ」

今大人気の池井戸潤さんの本。実は初めて読んだ。あんまりたくさんのドラマがありすぎて、番宣だけで満足していたのだが、ふと通勤中に読む(というか聞く)本が切れたので聞いてみた。(unlimitedだしね~) なるへそ (Kindle Single) 作者: 池井戸潤 発売…

最後の最後で更にひっくり返される「神様ゲーム」

随分前に買って理由もなく温めていた「神様ゲーム」を読んだ。 正直に言うと、あんまり前すぎてなぜこの本を購入したのか全く思い出せない。 どうやら、講談社ミステリーランドという子供向けのシリーズの一冊だったらしく確かに読みやすい、サクサク読める…

ワガママにもほどがあるぞ「本陣殺人事件」

横溝正史による初の金田一耕助主演の長編「本陣殺人事件」を読んだ。 久しぶりに読んだけど、やはり読後感は良くないなー もちろん、面白いトリックだし金田一がアメリカ時代に麻薬中毒者になりかけていた、なんておもしろい部分もあるんだけど、やっぱり殺…

仄かな光差し込む蔵の中の耽美な世界「蔵の中・鬼火」

今日は我が地区の小学校の入学式。 ついこないだまで赤ちゃんだった知り合いの子がめでたくご入学。 ランドセルしょってスーツの写真を見せてもらい感動。月日の経つのは早いものですなぁ。 さて、まったく春らしくない「蔵の中・鬼火」を読んだ。 蔵の中・…

日常に金田一のスパイスを「八つ墓村」

最近、金田一耕助からちょっと離れていたのでちょいと景気づけに?八つ墓村を読んだ。 さすがに3回目ともなるとずっと頭のうしろで「でも、あんた犯人やもんねー」みたいな目線があって、我ながら余裕のある?読書だった。 私は割といらち(イライラ生き急…

名探偵が101人いる

図書館で借りたのである。 ・・・なんで100人にしなかったのだろう。 やはり、11人いるへのオマージュなのだろうな。 名探偵ベスト101 (ハンドブック・シリーズ) 作者: 村上貴史 出版社/メーカー: 新書館 発売日: 2003/12/01 メディア: 単行本 購入: 1人 ク…

ホワイトデーの今日読んだ本三冊

読んだ本のタイトルだけ書きたい。 でも、せっかくなら一行くらいは感想を書きたい。 で、一つの記事をひたすら更新すればいいんじゃね?と思って2日やったみたけどなんか違う。 モヤモヤするわー というわけで、新たなポストにするにあたりせめてタイトルに…

映画の前に読めばよかった「オリエント急行」

ようやく オリエンタル急行を読み終わった。 いやー、映画を見る前に読めばよかったと書いたけど、映画を見てたおかげでだい判りやすかった。 常々、海外ミステリは名前が覚えきれなくていまいち乗り切れない部分があったので。 いや、正直に言うと映画を見…

金田一不在の短編集「誘蛾灯」

表紙の絵もなかななかすごい横溝正史の短編集。 あまり下調べをせずに購入してしまったため、いつ金田一が出てくるのか? とずっと期待しつつ読んでしまった・・・ この本では金田一出演なし!やばい、そろそろ、金田一ラバーとしては金田一ギレがおこりそう…

素直にびっくりすごいな!「ABC殺人事件」

ABC殺人事件 名探偵ポワロ 作者: アガサ・クリスティ 出版社/メーカー: グーテンベルク21 発売日: 2012/12/19 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る アガサクリスティーABC殺人事件を読んだ。 正直、古典だしそんなに期待してなかったんだけ…

kindleUnlimited で読めるミステリ---【国内編】

kindleunlimitedで読める国産ミステリを集めてみました。 それにしても、なんでこんなに検索しにくいのか? なんでこんなに関係ない本ばっかり私にお勧めしてくるのか?(お前の実力はそんなもんじゃないはずだAmazon!) 普通の本の時は割と的確なおすすめ…