iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

ミステリ関連

いい人の半分しか幸せになれない「迷路の花嫁」

横溝正史の迷路の花嫁を読んだ。 迷路の花嫁 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 かけ出しの小説家松原浩三は、ふとしたことからとてつもない恐ろしい事件に巻き込まれてい…

痴漢の冤罪マジ怖い・・・「真実の檻」

初読みの作家さん下村敦史の「真実の檻」を読んだ。 真実の檻 (角川文庫) 作者:下村 敦史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/05/25 メディア: 文庫 生き別れの父は、殺人犯?--家族の絆と法廷の闇に迫るミステリ!亡き母は、他の人を愛していた。その相…

「放送禁止」からの~未読禁止の面白さ?

東京二十三区を読んでおもしろかった長江俊和の「放送禁止」を読んだ。 放送禁止 (角川ホラー文庫) 作者:長江 俊和 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/03/25 メディア: Kindle版 不幸な出来事の続く大家族のドキュメンタリー。ストーカー被害に遭って…

菩提樹荘殺人事件

有栖川有栖の菩提樹荘の殺人を読んだ。 菩提樹荘の殺人 (文春文庫) 作者:有栖川有栖 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/01/15 メディア: Kindle版 アポロンのように美しい少年、と噂される連続通り魔事件の容疑者。お笑い芸人志望の若者達の悲劇。大学…

お前が犯人か!「皇帝のかぎ煙草入れ」

kindleunlimitedで読める名作海外ミステリーを読むチャレンジ週間 2冊目はよく名前を聞くが読んだことがなかった「ジョン・ディクスン・カー」の「皇帝のかぎ煙草入れ」を読んだ。 皇帝の嗅ぎ煙草入れ 作者:ディクスン・カー 出版社/メーカー: グーテンベル…

「ミス・マープル」は安楽椅子探偵の始祖鳥?

ミスマープルといえば、ミステリーの女王アガサクリスティの生み出した、安楽椅子探偵。 とはいえ、本どころかドラマすら見たことがなく今回初めてkindleunlimitedに入っていたので読むことができた。 ミス・マープルのご意見は? 1 作者:アガサ・クリステ…

アガサクリスティのデビュー作「スタイルズ荘の怪事件」

「早川書房編集者がおススメする傑作ミステリフェア」で推し推しにおされていた 「スタイルズ荘の怪事件」を読んだ。 「カ★サギ」「屍★荘」?クリスティを読んでみろ、100年前でもこの面白さだぞ! って、伏字で。笑ってしまった。 ichieda.hatenablog.com …

これといったヒーローは出てこないけれど「殺人暦」

先日のサイバーマンデーでゲットした「殺人暦」 残念ながら金田一耕助は出てこない。 サイバーマンデーでは金田一シリーズがなかったのだ。 このブログを始めてそろそろ一年。 すっかり完全に金田一耕助推しのわたしとしては、そこまで期待せずに読み始めた…

ブラックの次はサイバーだ!「サイバーマンデー」に横溝正史があったよ

ついこの間までブラックフライデーで浮かれ大騒ぎしていた気がするが、今度はサイバーマンデー、ということでまたしてもkindle本が少しお安くなっているようだ。 前回、実は結構ぽちってしまったのでふところがお寒いのだがセールとなるとついつい見てしまう…

ザ・ピカレスク小説!?「白昼の死角」

高木彬光の白昼の死角を読んだ。とにかく読み応えのある作品だった。 白昼の死角 (光文社文庫) 作者: 高木彬光 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2009/05/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る いろんな方のレビューをみると、「ピカレ…

クリスマスのことだ。(だよね?)「悪魔の降誕祭」

ちょっと早いけど、クリスマスに合わせて悪魔の降誕祭を読んだ。 降誕祭はクリスマスのことだ。 なんか、表紙がすごいことになってる・・・稲妻?砂漠に巨大な美女の顔? なんだこれ? 悪魔の降誕祭 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者: 横溝正史 出版…

ミニ文庫ってご存知?「女怪」「死仮面」

この間実家に帰って偶然発見したこれ。 買った記憶も読んだ記憶もないんだけど。 スマホより小さい、ミニ文庫。 裏表紙には、実用新案申請中とあるが、どうだろう申請が通らなかったのか全くお見かけしない。 これは物凄いお宝なのでは?と思って検索したら…

どうせならどっぷり飛び込むべし「最後のトリック」

本屋のちっちゃいディスプレイが「最後のトリック」をリピートで激推ししていた。 youtu.be 最近、そういう本の特集コーナーも多く、ビデオが流れていること自体は珍しくないのだが、 なにしろ全国高等学校ビブリオバトルのチャンピオン遠藤君の熱いメッセー…

ささやくようなタイトルが怖い「悪いものが、来ませんように」

芦沢央の「悪いものが、来ませんように」を読んだ。 そもそも、芦沢央の名前をどう読めばいいのかいまだにわかってない私。 さすがに今回しらべたところ「あしざわ よう」とお読みするらしい。 ウィキに写真が出ていたが、ふつうの「わかいお母さん」という…

戦後の乱脈を極めたむにゃむにゃパーティ!「華やかな野獣」

久しぶりに金田一耕助ものを読んだ。 この表紙!ドロンジョ様とこの人くらいしかこんなマスクは着けてないと思う。 華やかな野獣 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者: 横溝正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2013/06/27 メディア: Kindle版 この…

ちょっと変化球の青春物語「アジア新聞屋台村」

アジア新聞屋台村 (集英社文庫) 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2014/03/06 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 高野さんは「あだ名」付けの天才だ。(ちょっと前にそういう芸人さんがいたけど)ほんと絶妙な名づけは思わず膝…

少年じゃなくなった金田一の謎を解きたくない事件簿

金田一37歳の事件簿(2) (イブニングコミックス) 作者: 天樹征丸,さとうふみや 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/10/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 彼もいよいよ37歳か~私とほぼ同年代だと思っていたのにいつの間にかちょっと…

祝ドラマ化!「怪しい店」

有栖川有栖「怪しい店」火村英生シリーズを読んだ。 怪しい店 (角川文庫) 作者: 有栖川有栖 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/12/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 正確に言うと、ドラマ化はすでにされていてこの度「臨床犯罪学…

ブロッコリー頭の整(ととのう)が言葉の煙をまく「ミステリという勿れ」

最新刊が出たようなので感想を。 ミステリと言う勿れ (5) (フラワーコミックスアルファ) 作者: 田村由美 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2019/09/10 メディア: コミック この商品を含むブログを見る 話題作で、この漫画がすごい!とかにも(たぶん)入って…

頑張れ黒川!「田舎の刑事の趣味とお仕事」

そろそろkindle unlimitedの契約期間が切れる。おそらく最後?の小説はこれ 田舎の刑事の趣味とお仕事 (創元推理文庫) 作者: 滝田務雄 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2012/01/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る のどかな田舎の刑事、…

すべてが言葉のやり取りだけで構成された小説「Q&A」

恩田陸の「Q&A」を読んだ。 本屋でも、新装っカバーで再プッシュされている模様。その拍子がなんとも怖そう・・・で実際読んでみたら、怖いっ!こぇぇぇ~って感じ。 Q&A 作者: 恩田陸 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2013/12/06 メディア: Kindle版 …

モキュメンタリー?「火のないところに煙は」

本屋大賞にノミネートされ、去年から気になっていた「火のないところに煙は」をようやくゲット。 火のないところに煙は 作者: 芦沢央 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/06/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 「神楽坂を舞台に怪談…

エモい(使い方あってる?)「犯罪小説集」

犯罪小説集 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/10/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る この人の小説はどうしてこう、どこか皮膚の弱いところをかきむしられたよう痛さを感じさせるんだろうか。 いつも読み始めて、…

まさしくキャラクター小説「ぬいぐるみ警部の帰還」

kindle unlimitedで読めるミステリーで面白そうなものを見つけるのは実は難しい。 だって、ほんとに玉石混交で大量にありすぎて検索に引っかからないわ、自分で書いて電書化したようなしょうもない(失礼)本と、ちゃんとした大手の出版社からでたきちんと流…

これは刑事コロンボだ!福家警部補の挨拶

もしくは、古畑任三郎だ! 福家警部補の挨拶 (創元推理文庫) 作者: 大倉崇裕 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2012/10/25 メディア: Kindle版 クリック: 1回 この商品を含むブログを見る まず犯行が行われ、読者には犯人がわかっているところから話が始…

わからんの快感「ドグラマグラ」

やっとようやくなんとか読み終わったドグラマグラ。 日本三大奇書の一つと言われているこの本。過激な表紙が有名。 そ、そんなところに角川文庫って入れちゃう?いいの!? 夢野久作 ドグラ・マグラ 上下巻セット (角川文庫) 発売日: 1976/10/11 メディア: …

金田一耕助の動画に思う

最近ちっとも読了できない(ドグラマグラにチャレンジ中)ので、とりあえず金田一成分を補うためにみんなが大好きYou Tubeでこんな動画をみた。 こちらの番組、もともとNHKで2016年に全3話で放映された横溝正史の短編小説を気鋭のクリエーターたちが映像化…

喘ぎ泣くて・・・「喘ぎ泣く死美人」今日読んだ本「ゾンビで学ぶAtoZ」

相変わらずのインパクトのあるタイトル「喘ぎ泣く死美人」を読んだ。 正直、amazonで検索するとやらしい本が一緒に上がってくるので恥ずかしい。 一度検索したが最後、しつこく私の嗜好を誤解したままいろいろおすすめしてくるんでしょ!嫌すぎる。 喘ぎ泣く…

欲しくて買ったのにしばらく積んでた「チヨ子」

宮部みゆきさんのチヨ子をメルカリで思わず購入していた。 衝動的に、というほどの金額ではないけども、 わたし結構、買うまでに色々悩むタイプなんで。 チヨ子 (光文社文庫) 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2011/07/12 メディア: 文庫 …

さわやかな読みごたえ「踊るジョーカー 名探偵音野順の事件簿」

kindleunlimitedで読める国産ミステリー 主人公は引きこもりの音野順くん(おそらく20台半ば?) 推理小説家の私とバディを組んで謎を解き明かします、というと聞こえはいいけれど、何しろ引きこもりなので、人が苦手。 謎は僕が解き明かす!かもしれませ…