iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

ミステリ関連

Do you wanna drink?

お題投稿 おうち時間、慣れました? ええ、慣れましたとも。今まで通勤にかかっていた時間が丸っと自分の時間になるってことで、せこい話だが時給換算で2時間分儲かったってことだ。 え、毎日単行本買えちゃうってこと?マジで?そりゃすごいな。 そんな感…

「medium 霊媒探偵城塚翡翠」残り1/3からの一気呵成のたたみかけ!

いやぁ、さすがタイトルを総なめしただけある! 三冠獲得!「このミステリーがすごい!」2020年版国内篇 第一位「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 第一位「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー 久しぶりにページをめく…

「ママは何でも知っている」古いアメリカコメディような

以前本屋でもらったチラシに載っていて気になっていた「ママは何でも知っている」を読んだ。 ママは何でも知っている (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:ジェイムズ ヤッフェ,James Yaffe 発売日: 2015/06/04 メディア: 文庫 毎週金曜の夜、刑事のデイビッドは…

「魔眼の匣の殺人」はワトソンが語り部から主役になった話だ

映画化で話題だった「屍人荘の殺人」の続編、「魔眼の匣の殺人」を読んだ。 魔眼の匣の殺人 作者:今村 昌弘 発売日: 2019/02/20 メディア: 単行本 その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣…

「幻の女」あの名作と同じタイトルだ!

横溝正史の「幻の女」を読んだ。 相変わらず素晴らしい表紙絵。めちゃくちゃ唇かんでて、超悔しそう・・・ 血しぶきもすごい! 幻の女 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 「人殺し!」叫び声を聞いた俊…

ドクロって書ける?「花髑髏」

横溝正史の「花髑髏」を読んだ。 よ、読めるけど冷静に考えたらめちゃくちゃ難しい漢字だな「髑髏」 難しい、というよりやたらデコラティブというか過剰よね。 ホネヘンが二つって言うのもすごい。 この漢字を書く事って一生一度あるかなぁ、と思ったので書…

表紙がとうとうR指定「悪魔の設計図」

横溝正史の「悪魔の設計図」を読んだ。角川文庫の横溝正史シリーズといえば杉本一文の表紙絵だが、今回は群を抜いて目立つ!遠目にはグロテスクだけどよく見ると美女が苦悩している。よく見てもグロテスクかな。 悪魔の設計図 「由利先生」シリーズ (角川文…

「仮面劇場」美少年シリーズが始まってたよ!

横溝正史の「仮面劇場」を読んだ。 由利先生シリーズ第2弾だ。 仮面劇場 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 瀬戸内海のまっただなかに木の葉のように浮かぶ一艘の小舟。だが、その上にしつらえた大きな…

まだ初々しい火村と有栖「ロシア紅茶の謎」

有栖川有栖の国名シリーズ「ロシア紅茶の謎」を読んだ。 というより、ロシア紅茶の~を書いてから国名シリーズを書こう!と思い至ったようでですよ、あとがきによると。 ロシア紅茶の謎 〈国名シリーズ〉 (講談社文庫) 作者:有栖川有栖 発売日: 2013/06/28 …

人間ウイルス・・・「真珠郎」

横溝正史の「真珠郎」を読んだ。 真珠郎 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2018/11/22 メディア: Kindle版 鬼気せまるような美少年「真珠郎」の持つ鋭い刃物がひらめいた!浅間山麓に謎が霧のように渦巻く。無気味な迫力で描く、怪奇…

「迷路荘の惨劇」美しい見た目に美しい心が宿るとは限らない

横溝正史の「迷路荘の惨劇」を読んだ。 金田一耕助ファイル8 迷路荘の惨劇 (角川文庫) 作者:横溝 正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 今回の話、またしてもと書いたら失礼か「迷路のように入り組んだ洞窟」が出てくるの…

「女が見ていた」死ななくてよかった被害者てんこ盛りの話

横溝正史の「女が見ていた」を読んだ。まるで山頭火の俳句のような突き放すようなタイトルだが、最後まで犯人の目星がつかず(当たり前だが)金田一耕助が出てこないのに、ぐいぐい読めた。 そう、金田一耕助出てきませんので、舞台はスタイリッシュな都会で…

「魔女の暦」計画通りに殺人します。

横溝正史の「魔女の暦」を読んだ。 魔女の暦 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 扉絵が怖いというかすごいというかなんとも言えぬのはいつものことながら、髪の毛が蛇にな…

かなり煽情的な表紙「夜の黒豹」

表紙がエロティシズム満載の横溝正史の「夜の黒豹」を読んだ。 夜の黒豹 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 キャーエッチ!な表紙。 現場に着いた金田一耕助は、思わずゾ…

初の由利先生シリーズ「蝶々殺人事件」

横溝正史といえば金田一耕助だが、もう一人の探偵「由利先生」のシリーズを初めて読んだ。 蝶々殺人事件 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 原さくら歌劇団の主宰者である原…

いい人の半分しか幸せになれない「迷路の花嫁」

横溝正史の迷路の花嫁を読んだ。 迷路の花嫁 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2012/10/16 メディア: Kindle版 かけ出しの小説家松原浩三は、ふとしたことからとてつもない恐ろしい事件に巻き込まれてい…

痴漢の冤罪マジ怖い・・・「真実の檻」

初読みの作家さん下村敦史の「真実の檻」を読んだ。 真実の檻 (角川文庫) 作者:下村 敦史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/05/25 メディア: 文庫 生き別れの父は、殺人犯?--家族の絆と法廷の闇に迫るミステリ!亡き母は、他の人を愛していた。その相…

「放送禁止」からの~未読禁止の面白さ?

東京二十三区を読んでおもしろかった長江俊和の「放送禁止」を読んだ。 放送禁止 (角川ホラー文庫) 作者:長江 俊和 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/03/25 メディア: Kindle版 不幸な出来事の続く大家族のドキュメンタリー。ストーカー被害に遭って…

菩提樹荘殺人事件

有栖川有栖の菩提樹荘の殺人を読んだ。 菩提樹荘の殺人 (文春文庫) 作者:有栖川有栖 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/01/15 メディア: Kindle版 アポロンのように美しい少年、と噂される連続通り魔事件の容疑者。お笑い芸人志望の若者達の悲劇。大学…

お前が犯人か!「皇帝のかぎ煙草入れ」

kindleunlimitedで読める名作海外ミステリーを読むチャレンジ週間 2冊目はよく名前を聞くが読んだことがなかった「ジョン・ディクスン・カー」の「皇帝のかぎ煙草入れ」を読んだ。 皇帝の嗅ぎ煙草入れ 作者:ディクスン・カー 出版社/メーカー: グーテンベル…

「ミス・マープル」は安楽椅子探偵の始祖鳥?

ミスマープルといえば、ミステリーの女王アガサクリスティの生み出した、安楽椅子探偵。 とはいえ、本どころかドラマすら見たことがなく今回初めてkindleunlimitedに入っていたので読むことができた。 ミス・マープルのご意見は? 1 作者:アガサ・クリステ…

アガサクリスティのデビュー作「スタイルズ荘の怪事件」

「早川書房編集者がおススメする傑作ミステリフェア」で推し推しにおされていた 「スタイルズ荘の怪事件」を読んだ。 「カ★サギ」「屍★荘」?クリスティを読んでみろ、100年前でもこの面白さだぞ! って、伏字で。笑ってしまった。 ichieda.hatenablog.com …

これといったヒーローは出てこないけれど「殺人暦」

先日のサイバーマンデーでゲットした「殺人暦」 残念ながら金田一耕助は出てこない。 サイバーマンデーでは金田一シリーズがなかったのだ。 このブログを始めてそろそろ一年。 すっかり完全に金田一耕助推しのわたしとしては、そこまで期待せずに読み始めた…

ブラックの次はサイバーだ!「サイバーマンデー」に横溝正史があったよ

ついこの間までブラックフライデーで浮かれ大騒ぎしていた気がするが、今度はサイバーマンデー、ということでまたしてもkindle本が少しお安くなっているようだ。 前回、実は結構ぽちってしまったのでふところがお寒いのだがセールとなるとついつい見てしまう…

ザ・ピカレスク小説!?「白昼の死角」

高木彬光の白昼の死角を読んだ。とにかく読み応えのある作品だった。 白昼の死角 (光文社文庫) 作者: 高木彬光 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2009/05/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (2件) を見る いろんな方のレビューをみると、「ピカレ…

クリスマスのことだ。(だよね?)「悪魔の降誕祭」

ちょっと早いけど、クリスマスに合わせて悪魔の降誕祭を読んだ。 降誕祭はクリスマスのことだ。 なんか、表紙がすごいことになってる・・・稲妻?砂漠に巨大な美女の顔? なんだこれ? 悪魔の降誕祭 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者: 横溝正史 出版…

ミニ文庫ってご存知?「女怪」「死仮面」

この間実家に帰って偶然発見したこれ。 買った記憶も読んだ記憶もないんだけど。 スマホより小さい、ミニ文庫。 裏表紙には、実用新案申請中とあるが、どうだろう申請が通らなかったのか全くお見かけしない。 これは物凄いお宝なのでは?と思って検索したら…

どうせならどっぷり飛び込むべし「最後のトリック」

本屋のちっちゃいディスプレイが「最後のトリック」をリピートで激推ししていた。 youtu.be 最近、そういう本の特集コーナーも多く、ビデオが流れていること自体は珍しくないのだが、 なにしろ全国高等学校ビブリオバトルのチャンピオン遠藤君の熱いメッセー…

ささやくようなタイトルが怖い「悪いものが、来ませんように」

芦沢央の「悪いものが、来ませんように」を読んだ。 そもそも、芦沢央の名前をどう読めばいいのかいまだにわかってない私。 さすがに今回しらべたところ「あしざわ よう」とお読みするらしい。 ウィキに写真が出ていたが、ふつうの「わかいお母さん」という…

戦後の乱脈を極めたむにゃむにゃパーティ!「華やかな野獣」

久しぶりに金田一耕助ものを読んだ。 この表紙!ドロンジョ様とこの人くらいしかこんなマスクは着けてないと思う。 華やかな野獣 「金田一耕助」シリーズ (角川文庫) 作者: 横溝正史 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2013/06/27 メディア: Kindle版 この…