iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

エッセイ

なんにせよ最高だよ「教養悪口本」  

悪口を言って愛される人が現れた。 堀元見の「教養(インテリ)悪口本」だ。 教養(インテリ)悪口本 作者:堀元 見 光文社 Amazon すぐ「海外では~」と言い出す人に使えるインテリ悪口「鹿鳴館精神を身につけてる」、憶えた言葉をすぐ使いたがる人用のイン…

肩の力をぬいて笑おう「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」

新聞の書評欄でみて面白そう~と思っていた福井県立図書館のレファレンスサービスの人たちの「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」を読んだ。 100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集 作者:福井県立図書館 講談社 Amazon 「とんでもなくクリスタル」「…

フェミニズムについて考える「モヤる言葉、ヤバイ人~自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」「メンタル強め美女」

新聞で紹介されていたアルテイシアの「モヤる言葉、ヤバイ人~自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」」を読んだ。 大学生になってバイトを始めたうちの娘のこんな一言がきっかけ。 「バイト先で「彼氏いないの?」を先輩に聞かれるのがもーなんという…

「欲がでました」久々のブックカフェと本屋パトロール

やっと近所のブックカフェが再開した。 今まで当たり前にできていたことが、できなくなってどれほどつまんないか! コロナも怖いけど、じわじわと共生していくしかないのだろうな。 お店の人ありがとう!物流の人ありがとう!とにかくいろいろありがとう! …

「カメラロールから1枚」虞美人草

今週のお題「カメラロールから1枚」 虞美人草(ぐびじんそう) 割と洋風な花なので、こんな漢文的な名前がついてるのって意外。 調べたら、ひなげし、ポピー、コクリコなどとも呼ばれるケシ科の花との事。 私の住む福岡にはほぼ雑草としてこの時期あちこちに生…

こんな時代に読みたい「感染症にまつわる本」

アマゾンの小説ランキングにて、カミュの「ペスト」が小説の1位に入っていた。 ・・・こ、これはコロナの影響? ペスト (新潮文庫) 作者:カミュ 発売日: 1969/10/30 メディア: ペーパーバック アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をい…

「ひみつのしつもん」読み終わるのがもったいない奇天烈エッセー

岸本佐知子の「ひみつのしつもん」を読んだ。 ひみつのしつもん (単行本) 作者:岸本 佐知子 発売日: 2019/10/10 メディア: 単行本 頭くらくら、胸どきどき、腰がくがく、おどる言葉、はしる妄想、ゆがみだす世界は、なんだか愉快。 いっそうぼんやりとしかし…