iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

9月に読んだ漫画12冊

さて、10月もちょうど中旬。秋も深まってきて9月に読んだ漫画のことを思い出すのも一苦労だ。 今月からは読んだ端からちゃんとメモっとこう・・・と先月も思ったような。 ゼロから始める事故物件生活(1) (ビッグコミックススペシャル) ゼロから始める事故…

大きすぎて気づかないものもある「青い外套を着た女」

由利先生シリーズ最後の一冊「青い外套を着た女」を読んだ。 青い外套を着た女 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 フランスから帰朝した無名の画家は、ポケットに入っていた奇妙な紙切れに気がついた。…

個人的京極夏彦フェア「今昔百鬼拾遺 月」を読んだ

先月は個人的京極夏彦フェアであった。 そもそも去年夏くらいから「別々の出版社から、毎月一冊 今昔百鬼拾遺シリーズを刊行」していた京極夏彦。 うわー、こりゃすごいね、と遠巻きに見ていたのだがメルカリにて三冊セットでお安く出品されているのを発見し…

「空蝉処女」~おとめ、と読むんですよ。

横溝正史の「空蝉処女」を読んだ。うつせみしょじょですって!キャーと思っていたら、「処女」とかいて「おとめ」と読ませるらしい。 ほーここはイコールなものなのか?ま、いいや。 どちらにしろすごいタイトルだ。 由利先生シリーズだか、由利先生が出てく…

10月7日はミステリーの日

今日は「ミステリーの日」らしい。 なんと、娘の誕生日とばかり思っていたらそんなお祝いの日だったとは。 いや、娘の誕生日には違いないのだが。 今年でほぼ成人の18歳になった長女。 思えば18年前の私は、一度の流産の経験からものすごく頭でっかちになっ…

「血蝙蝠」ブラッドバッドマン!

横溝正史の由利先生シリーズ「血蝙蝠」を読んだ。 血蝙蝠 「由利先生」シリーズ (角川文庫) 作者:横溝 正史 発売日: 2020/05/22 メディア: Kindle版 肝試しに荒れ果てた屋敷に向かった女性は、かつて人殺しがあった部屋で生乾きの血で描いた蝙蝠の絵を発見す…

「スイス時計の謎」選民思想ってやーねー

有栖川有栖の「スイス時計の謎」を読んだ。 スイス時計の謎 (講談社文庫) 作者:有栖川 有栖 発売日: 2006/05/16 メディア: 文庫 2年に一度開かれていた“同窓会(リユニオン)”の当日、メンバーの一人が殺され、被害者のはめていた腕時計が消失! いったいな…