iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

エモい(使い方あってる?)「犯罪小説集」

犯罪小説集 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2016/10/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る この人の小説はどうしてこう、どこか皮膚の弱いところをかきむしられたよう痛さを感じさせるんだろうか。 いつも読み始めて、…

ミャンマーの柳生一族

ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2006/03/17 メディア: 文庫 購入: 6人 クリック: 63回 この商品を含むブログ (50件) を見る 二度見するタイトルである。 モンゴルのチンギスハンが日本の武将だった!レ…

ブログって育てゲーに似てる、もしくはやったことないけどおねーちゃんと仲良くなるために頑張るゲーム

先日初めてこのブログのアクセス数が一日100人を超えた。 そのせいで、アクセス数のグラフの縦軸が、1マス50になってしまい、それ以外の日が急に縮んだように見えるくらいだ。しかもなぜに倍増したかも全くわからないという、今後に活かせないこと甚だしい。…

メタ実話系「怪談のテープ起こし」

怪談のテープ起こし (集英社文庫) 作者: 三津田信三 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/01/18 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 集英社の夏の文庫キャンペーンでおまけにつられて買った一冊。 (結局、しおりは品切れでもらえなかったんだけど)…

週末本屋パトロール「ブックオフ トリアス久山店」「今昔物語」

盆休みに一番やりたいことはなにかと聞かれれば、「・・・片付け?」と答えるくらい部屋が散らかっている。 ちなみに、これはやりたいことというよりやれねばならぬことかも。 まずはこの古本を売りに行かねば、ということで処分する本を探しだしたら またし…

江戸時代でも星ワールド全開「殿さまの日」

「殿さまの日」は、星新一にしては珍しい、いわゆる時代物だ。 しかし、流石というほかないくらいドライでクールな時代物になっている。 おそらく江戸時代なんだろうけど、なんとなくCGで描かれたEdo cityって感じで、SFぽい空気が漂う。 表題作「殿さまの日…

夏はSFだよね「ミノタウルスの皿」

なんかこのところSFが読みたい気分だ。最近めっきり怪談ばっかり読んでる気もするが、 面白いSFを寝食忘れて読みたい! ついては私に本をオススメして!と会社の人にお願いしてみた。 で、オススメられたのがこの三冊 夏への扉 (ハヤカワ文庫SF) 作者: ロバ…