iCHi's diary~本は読みたし、はかどらず~

主に読書録。読み終えた本がこのまま砂のように忘却の彼方に忘れ去られるのが申し訳ないので、書き留める。要は忘れっぽい読者の読書日記。

3月に読んだ漫画

みんなが3月を振り返っていたので、イイネ!と思って真似してみる。

本は全部ブログに上げてるので、それ以外の漫画たち。

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鬼滅の刃1〜8巻

 

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

ものすごい人気なのは知っていたが、アマゾンのコミックストップ10が全て鬼滅の刃だった時は流石に驚いた。

めちゃはまっている子供達に何が面白いのか聞いても、全く伝わってこない…語彙力のなさが心配になる。

 

どんだけはまってるかと言うと、折り紙で登場人物を折るほどにはまっている。

 

 というわけで8巻まで読んだ。

 

確かに次の巻、次の巻と止まらずに読んでしまったが、さてどこがどうすごいのかはイマイチ説明できない。

は!語彙力のなさは私からの遺伝か?

 

さて、

底抜けにいい奴の主人公が努力して敵を倒し、倒したと思ったらまたさらに強い敵が現れる。

 

毎回毎回、絶望的なほど強い敵をなんとか打ち負かした、と思ったら次の敵はさらに強い、という強さのインフレが起こっている点では、とても少年ジャンプらしい。

セオリー通りだし、失礼ながらそこまで絵も美麗というわけでもない。

この大ヒットの理由は何だろう?セリフがいいのかなー

 

鬼になってしまった妹が可愛いんだよね。

口輪(くちわ)みたいなのしてるけど。

 

続きも読みたいけど母の金で買うのは悔しいので待ち。

 

 

これ、結構面白かった。

私も人見知りをするところがあって、まあ、これは人見知りというよりは好き嫌いかもしれぬが、作者のがんばりが見ていて面白かった。

人見知りだけど、ポジティブ!

人見知りを克服するための年間計画を立てているんだけど、一番最初にすることが

 

「占い師にみてもらう」

 

なにゆえ・・・しかも、占い師には「いいことしか言わないで!」とお願いするらしい。(カウンセラーとして利用?)

しかし人見知りを何とか克服したいという思いから、まず行きつけのバーを作って友達をつくる!とか、習い事をする!とか着々と(いやいやながら)こなしていくのである。

 

お酒飲めないのに!しかも、習い事のチョイスが変!

 

最後は無事、海外一人旅で現地で友達を作るところまで成長する姿にちょっとだけ感動する。

 

 

 

 

ツイッターで話題の妖怪「アマビエ」の話題を追いかけていたら
ひょんな流れでこの漫画にたどり着いてしまい読む。

 

密教僧の不思議な話集というところか。アマビエと同じように、疫病には私の絵姿を見せなさいといった高僧がいたらしい。霊験あらたかとか。次はこれが来るんじゃないかしら?

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疫病・災厄除けの角大師 

 

 不思議な世界ってあるんだな、と思う話ばかり。

 

咲良の居酒屋歳時奇(1) (ボニータ・コミックス)

咲良の居酒屋歳時奇(1) (ボニータ・コミックス)

 

 同じ作者のこちらも。おいしそうな料理とこの世ならぬものの話。

 

テセウスの船(1) (モーニングコミックス)
 

 こちら、ドラマが話題でしたね。2巻まで無料だったので読む。

面白い、タイムスリップした息子が父の犯行とされる事件を探る話なのだが、

少なくとも2巻の段階ではすべての人がみなあやしー

原作とドラマはどうやら少々違うという噂を聞いたが、こうなったら誰が犯人か絶対に見ないし聞かない。

早めに続巻を手配しようと思う。

タイトルのせいで何となく、戦時中の話?とか誤解していたが全然違った。タイトルで損をしていないかしら?意味不明すぎるというか・・・

え?いらん世話ですか?

 

 

 スウェーデンからやってきた女の子が日常で出会った様々の日本の不思議なとこ!をとても温かい目で紹介してくれる四コマ漫画

全然批判的なところがなくて(それは彼女が日本大好きだから)安楽な気持ちでよめる。

 

 面白いのか面白いのか私の範疇を超えていた・・・

あんまりグロい系は苦手なので、もうちょいマイルドでお願いしたい。

 

 もう、何も言うことなし。ドラえもんのフォルムもよりかわいいほうかわいいほうへ進化していることがよくわかる。

ふふっ(思い出し笑い)

 

由利先生を描いてみた

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 横溝正史の由利先生シリーズ由利麟太郎を描いてみた。

 

金田一耕助はどうしても私のなかでは古谷一行なのだが、由利先生の方はドラマも映画も観たことないので、まっさらなイメージ。

由利先生の描写といえば、

「どう見ても40代そこそこ精悍で若々しい顔立ちだが、驚くべきことに頭は真っ白の老人のよう」とこんな感じ。

 

この頭の真っ白にも訳があるらしい。敏腕捜査一課長だったが彼は

ある時警察を辞めてしばらく姿をくらましていたのだが、

再び世に出てきた時には相当の苦労をしたらしく頭が真っ白になっていた、のだそうだ。

 

想像を絶する苦労をすると髪の毛が真っ白になるっていうのは本当なのだろうか。

嘘と聞いたことがなきにしもあらずだが、グレイヘアの流行っている昨今、真っ白になれるのもまた選ばれた容姿の持ち主といえるかもしれない。

 

どちらにしても、想像を絶する苦労が想像できないので試しているわけにもいかないけど。

 

そんな由利先生、ドラマ化では金田一耕助に置き換えられちゃう残念なことが多いようだ。

いまいち影が薄いのもそのせいかも。

調べたらこんなドラマが見つかった。由利先生を石坂浩二が演じているだと?

ますます金田一と混同するじゃないか。もしかして意識的に影を薄くしようとしているのか?

蝶々殺人事件

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こんな時代に読みたい「感染症にまつわる本」

アマゾンの小説ランキングにて、カミュの「ペスト」が小説の1位に入っていた。

・・・こ、これはコロナの影響?

 

ペスト (新潮文庫)

ペスト (新潮文庫)

  • 作者:カミュ
  • 発売日: 1969/10/30
  • メディア: ペーパーバック
 

 アルジェリアのオラン市で、ある朝、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで、必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や、過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み圧倒的共感を呼んだ長編。

 

こんな時代だからこそ自分で考えたい

当たり前だが見えないウィルス相手に見て見ぬふりは通じない。 

だんだん対岸の火事ではなくなってきた今日この頃、むやみに恐れる必要はないけれど、正しく知ることが大事だなとあらためて思う。

 

そして自分で考えることが大事だなと思う。生死の問題はだれも責任を取ってくれぬ。

 

テレビを見ていると毎日「科学的なコロナ情報」や「政治的なコロナ情報」にあふれかえっている。

情報は収集しておきたいけど、入ってくる情報は取捨選択できないので正直気が滅入る。

 

特に「フェイクニュースに惑わされる愚かな庶民」的な報道が一番キライ。

 

不要不急の外出を避けるためには、買いだめするよ?母だもの。

子供にひもじい思いさせないように、乾麺もコメも買わせてもらいますよ。

買い占める必要のないほどの必要十分量があったとしても、各自の家に届かないようになったら意味ないし。

前回のトイレットペーパーのもデマを信じたというよりも、

テレビで「トイレットペーパーが続々と売り切れているというニュースをみて

こりゃ、みんなほんとにトイレットペーパー買うよね、なくなる前に購入しよう

の悪循環だった。

 

だって、いくら工場に大量にあっても自分のおけつが今日拭けなかったら困るし。

買占めの悪循環がどの程度続くかは読めないし。

 

決してデマやフェイクに騙されたわけではなく、マスコミが流したニュースが集団心理を刺激したのではないかね。

 

マスクだって買い占める人を「愚かな、必要十分量あるのに」という論調だったけど、いまだ何処行っても買えない状況。

・・・買い占めている一部の人間は倫理観のない 商売にたけた人物だと思う。

まあ、いい死に方はしないとは思うが。

 

今は、自分の身の回りのマスクだの食べ物のことで振り回されてはいるけれど、週末首都圏の外出自粛がとうとう本当のことになり、今後医療機関のオーバーフローなどどんどん恐ろしい予想も浮かんでくる。

と、うかうかしていたら自分の住む県も週末が外出自粛になった。

 

少なくともどのニュースを見ても朗らかな気持ちにならない今日この頃。

 

せめて、しっかり考えるための本はないかと探してみた。

とはいえ、未読の本ばかり。アマゾンやみなさんのレビューを参考にさせていただいた。
これから勉強するからいいのだ。

 

まずは仕組みを知ろう

 

 Amazonで免疫力で検索するとののすごい数の本や雑誌がヒットする。

ほとんどが、何を食べるとか何をどうすれば免疫力が上がる!というハウツー本のようなものが多い。少々どころでなく胡散臭いものも多い。

 

この本は、基本的なワクチンと免疫の仕組みについて書かれている。

どうすれば免疫力が上がるの改善の体内に入ったウィルスはどうなるのか?という免疫のしくみが説明されている。

ワクチン研究の第一人者が素人向けに書いたワクチンと免疫のしくみの本。あと、巷にあふれるとんでも医療に対する痛烈な皮肉も入ってておもしろい。

 

 

はたらく細胞(1) (シリウスKC)

はたらく細胞(1) (シリウスKC)

  • 作者:清水 茜
  • 発売日: 2015/07/09
  • メディア: コミック
 

肺炎球菌! スギ花粉症! インフルエンザ! すり傷! 次々とこの世界(体)を襲う脅威。その時、体の中ではどんな攻防が繰り広げられているのか!? 白血球、赤血球、血小板、B細胞、T細胞…etc.彼らは働く、24時間365日休みなく! 連載初回から大反響を呼んだ「細胞擬人化漫画」、待望の第1巻登場!

体内に入ってきたウイルスと戦う免疫細胞たち。どちらも擬人化されているので親しみやすい?NK細胞さんかっこいい。

わかりやすくて素晴らしい(のだが、コロナウイルスとは何か、てきなことをすっかりわすれてしまう)

 

ウイルスが体に入ってくるとどうなるのか?から知りたい人におススメ。

 

さて、どんどん柔らかめな本に。

 

パンデミックが起こったらどうなるのか

 

夏の災厄 (角川文庫)

夏の災厄 (角川文庫)

  • 作者:篠田 節子
  • 発売日: 2015/02/25
  • メディア: 文庫
 

 

平凡な郊外の町に、災いは舞い降りた。熱に浮かされ、痙攣を起こしながら倒れる住民が続出、日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病がなぜ今頃蔓延するのか?保健センターの職員による感染防止と原因究明は、後手にまわる行政の対応や大学病院の圧力に難航。その間にもウイルスは住人の肉体と精神を蝕み続け―。20年も前から現代生活の脆さに警鐘を鳴らしていた戦慄のパンデミック・ミステリ!

 

生理的にゾワゾワが止まらない本。もしパンデミックが起こった時に、人間はどう行動するのか?

全てが後手後手に回っているのを読みながらやきもきするのだが、最後まで救いがない。

怖いけどおそらくこうなるなと思ってしまうような官邸の対応。

20年前の本だが逆に今この情況で読むと怖すぎるかもしれない。

 

医療の力を信じたくなる

 

 

江戸時代いタイムスリップした医師が、コロリ(コレラ)の治療を行う話。

歴史を変えてしまうことになっても医師として今目の前の人を救い続ける話。

とはいえドラマでしか見ていないのだが。

大沢たかおのカッコよさがはじめてわかった。

日曜劇場「JIN -仁-」TBS開局60周年記念|TBSテレビ

 

まとめ

毎日毎日胸の塞がるニュースが続くが、外出は自粛しても決しても謹慎しているわけではない。

 

なんとなく、楽しい事をしてはいけないような気持ちになっている人もいるみたいだけど、

目的は自粛じゃなくて感染防止なんだよね。

軽薄かもしれないけど、今はたくさん笑ってNK細胞さんを増やさないといけない時期なんじゃないか?

お笑い、落語、漫画なんかのコンテンツ購入とか推進したらいいと思う。

笑って免疫力も上がるし、経済も少しは回るし。

 

 

 

 

映画館に行けないご時世なので「犬鳴村」を読んだ

とは言えすでに上映期間は過ぎてらかもしれないが。

ちょっと前に周りの人たちが見に行きたいと言ってた映画「犬鳴村」の小説版を読んだ。

 

犬鳴村〈小説版〉 (竹書房文庫)

犬鳴村〈小説版〉 (竹書房文庫)

 

 

映画、結局予告編しか観れていないのだが、みんな絶対怖いよね!心臓に悪い系よね!ともちきり。

犬鳴村 予告 60秒 - YouTube

と、大の大人がわきわきしてしまうのも何故かと言えば、思いっきり地元だからである。

 

流石にわざわざ旧トンネルの方へ行った事はないが、新トンネルの方は何度も利用しているし、何より石を投げれば犬鳴に関して何か引き出しがある人に当たるくらいの土地柄だ。

若いころ肝試しに行っただの、いとこの友達が何か観ただの話題に事欠かない、まさしく大人気の心霊スポット。

 

しかし、こちらでは犬鳴村ではなくて犬鳴峠の方が通りが良い。

 

峠の旧トンネルには出る。

これはある程度の頑固な心霊否定論者以外は普通に受け入れられている。と思う。

 

Wikipediaにも載っているくらいなのだ。流石に出るとは書いてないが。

 

 

で。こちらの話の感想だが、ひとことで言うなら

 

映像の方が絶対怖い!

 

映像ありきで作ったシナリオなのでどうしても文章としての怖さではないのだ。

ストーリーとしてはどこまでも残酷でスプラッターな部分がありちょっと人を選ぶかなと。

 

ただ製作者の後書きで、横溝正史的な土着や村の因習的の世界を作りたかったそうで、そこは素晴らしい。

それにしても横溝先生の血みどろ具合は、今の時代から見ると品があっていいよね!

 

ホラーもエロももっともっと、これでもかこれでもかとどんどん過剰になっているような気がする。

 

また話はそれるのだが今日帰りに寄った我が地元図書館では

映画犬鳴村のブームにあやかってかホラー特集コーナーがあった。

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図書館員さんのおすすめホラーには、スティーブンキングや京極夏彦が並んでいた。

黒い家と残穢は読んだ。

特に黒い家はいやーな話だったなぁ。おすすめだけど心が弱るかも。

 

黒い家 (角川ホラー文庫)

黒い家 (角川ホラー文庫)

  • 作者:貴志 祐介
  • 発売日: 1998/12/10
  • メディア: 文庫
 

どちらも映画化されていますよね。

 

なるべく家にいることを推奨される今日この頃。

今回読んだ「犬鳴村」はkindle unlimitedで無料で読めるので、映画に行く代わりにぜひ読んでみて。

「幻の女」あの名作と同じタイトルだ!

横溝正史の「幻の女」を読んだ。

 

相変わらず素晴らしい表紙絵。めちゃくちゃ唇かんでて、超悔しそう・・・

血しぶきもすごい!

 

幻の女 「由利先生」シリーズ (角川文庫)

幻の女 「由利先生」シリーズ (角川文庫)

 

 

「人殺し!」叫び声を聞いた俊助は部屋に飛びこみ、浴室のカーテンをまくり上げた。瞬間、彼はその場に立ちすくんだ。浴槽には胸を抉られ、鮮血を滴らせる女が浮かんでいたのだ! 全米を震撼させた殺人鬼「幻の女」が日本へ上陸との知らせを受けた敏腕記者三津木俊助は、早速真相究明に乗り出した。だがその直後、彼女の仕業と思われる殺人事件に巻きこまれてしまった……。由利先生と三津木俊助の名コンビが凶悪な女殺人鬼と対決。探偵小説の醍醐味を満喫させる傑作、ほか二篇収録。

 

妻と喧嘩し、あてもなく街をさまよっていた男は、風変りな帽子をかぶった見ず知らずの女に出会う。彼は気晴らしにその女を誘って食事をし、劇場でショーを観て、酒を飲んで別れた。その後、帰宅した男を待っていたのは、絞殺された妻の死体と刑事たちだった! 迫りくる死刑執行の時。彼のアリバイを証明するたった一人の目撃者“幻の女”はいったいどこにいるのか? 最新訳で贈るサスペンスの不朽の名作。 

 

本家(ウイリアムアイリッシュ)とずいぶん違う、というか、同じだったらさすがによろしくないのだが、同じような話が実は別のタイトルで書かれている。

ichieda.hatenablog.com

こちらの話は、だいぶん本家に近い。

 

しかし、やっぱり本家は未読・・・ てへ。
いま、kindle春のハヤカワ電子書籍祭(4/13まで)をやっているので、買うべきか?

・・・と巡回していてついこちらを購入してしまった。だってこっちのほうが読みたかったんだもん!そのうち感想を書きます。

 

三体

三体

  • 作者:劉 慈欣
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: ハードカバー
 

  

 

 さて、横溝正史の「幻の女」に時を戻そう。

 

以下3篇からなる短編集

幻の女

幻の女というからには儚げが美女かと思いきや、アメリカから帰ってきた

「人を殺すことを大根を切ることと同じくらいにしか思わぬファントムウーマン」だそうで・・・これだけ聞くとゴリエちゃんみたいなの想像しますけども、実際には妙齢の美女から、品の悪いお嬢様、品のいいシンデレラガールなどいろんな女が出てきます。

 

推理小説というよりは、ノリと勢いの冒険活劇という感じで楽しめた。

の方のレビューで見たのだが、由利先生が地味!うむ、確かに。

なんでも、由利先生は金田一耕助の出現により、書かなくなったというよりとってかわられたらしい。

確かにどちらかというと、敏腕新聞記者・三津木俊介のほうが目立っている。

カルメンの死

おお、まったくもって記憶にないので読み返した。
蝶々殺人事件と登場人物が被る?オペラ界の男女のもつれから始まる殺人事件。

 

ビジュアル的には、箱詰めの花嫁衣装の死体とか派手で素晴らしい!

 

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この話、なんかデジャブと思ったらコミカライズされたものを持っていた。ザ、昭和の劇画って感じですな。

こちらは由利先生、いいとこ見せてます。

そして!等々力警部も出てきます。

 

 

 

猿と死美人

またでたな、死美人!しかも今回は死んでない!瀕死の美人でした。

猿は○○のために用意されていた。

奸計にかけた、とはこういうやつをいうのでしょう。

こちらは三津木くん大活躍!

それにしても、敏腕花形新聞記者の彼が、特ダネを拾うのはわりと身近な人物のおかげが多いなー

 

この間は妹、次は恋人、今回は親友。

 

まさしく、三津木の周りに事件あり。江戸川コナンかーい!とツッコミたくなった。

 

春ともコロナとも全く関係なく、ひたすら自分の読みたいものだけ読んでいるこの頃。

 

ちなみに本日は、東京都の小池知事が不要不急の外出を避けるよう発表した日。

後で思い返して、あれ、ちょっと大げさだったよねと言えるといいなと思いつつ。

 

 

 

ドクロって書ける?「花髑髏」

横溝正史の「花髑髏」を読んだ。

よ、読めるけど冷静に考えたらめちゃくちゃ難しい漢字だな「髑髏」

 

難しい、というよりやたらデコラティブというか過剰よね。 ホネヘンが二つって言うのもすごい。

この漢字を書く事って一生一度あるかなぁ、と思ったので書いてみてた。

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いえ、決して暇なわけでは・・・

横溝先生が花髑髏を書いた時にはもちろん原稿も手書きだったわけで、こんな画数の多い漢字を何回も登場させるなんて頭が下がる。

 

そして、表紙が飾りたくなるほどオシャレじゃない?

こんなの、ゴスロリっ子のお部屋のインテリアに良さそうじゃない?偏見?

 

花髑髏 「由利先生」シリーズ (角川文庫)

花髑髏 「由利先生」シリーズ (角川文庫)

 

名探偵由利先生のもとに突然舞い込んだ差し出し人不明の手紙、それは恐ろしい殺人事件の予告だった。相棒の事件記者三津木俊助を伴い、指定の場所へ急行した彼は愕然とした。そこには、箱の裂目から鮮血を滴らせた黒塗りの大きな長持が……。20年前、凶暴な精神病患者の謎の死に立ち合った医師の一族に、いま、怪人〈花髑髏〉の魔の手が迫る! 表題作ほか、「白蝋変化」「焙烙の刑」を収めた横溝正史の短篇傑作選。 

花髑髏

過剰にデコラティブナノはタイトルだけじゃなかった。

とにかくこの時代だからしょうがないとは言え、犯罪者の血というものがいかにもあるかのように語られている。

うーん、私は殺人した人の子供が殺人を犯すなどという遺伝は信じられないのだが、

当たり前のように語られることが多いのでよろしくないですな。

今でも、そういうスタンツの人もいそうだし。DNAにそんな情報載るわけないじゃん。

 

あら、話が逸れた。

 

とにかく、犯人は殺された日下博士が若い頃安楽死させた殺人鬼の子供ではないのか?

という疑いから、捜査をするのだがどうもしっくりこない。

該当者っぽいのやら怪しいのやらがたくさんいすぎるのだ。

 

最後は思いもよらぬ(とはいえめちゃくちゃ怪しかったのだが)人物が犯人とわかるんだけど、

その犯行方法がやっぱり奇抜で過剰。

おまじないと称して胸に髑髏のカードを抱かせて毒薬を飲ませるのだ。

おかげで被害者は幸せそうな顔をして亡くなる。ひどいなぁ。

 

白蝋変化

この話も最後がちょっとせつない。実は花髑髏もせつなかった。

白蠟三郎という稀代の色魔が出てくるのだが、タイトル通りめちゃくちゃ嫌なやつだったのに最後はなんか良い事ばっかりしちゃってる。

変化しちゃうのである。

 

真剣に読んでいなかったからかもしれないが、最初と最後では少々つじつまがあわないような・・・

ま、いいか。とにかく浪花節調というか講談のようで、ちょうど盛り上がってきましたがお時間となりました、バンバン的な終わり方が多かった。

男装美人あり、サドあり、異常な横恋慕ありでとりあえず勢いで読めてしまう中編。

私には少々長く感じたがなー

 

焙烙の刑

 

映画スターが出てくる話である。

焼きもち焼きも出てくる話である。

胸に髑髏のペンダントをこれ見よがしにつけている美女も出てきたりするのである。

 

由利先生ときたら、最後危ないところをギリギリ助けてあげて、いいところ持っていくのだが全く持って存在感が示せていない。

残念!

 

脱線

はあ、書くの時間がかかっちゃったわー

今回初めてのキーボードを使ってiPadで書いてみているのだが、ものすごく書くのに時間がかかっております。

 

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茶店でのブログを更新とかめちゃくちゃ憧れていたのだが、まーまー色々おぼつかず・・・

 

まず、日本語と英語の切り替えがわからず、検索するところから始める始末。

 

その後は「喫茶店のFREEWIFIにつなげる」のに何度もパスワードを打ち間違え、

はてなブログにログインする」のに、なぜか新しいブログを新規開設寸前まで行ってしまい(つまり、もう一つアカウント取ってしまった)

そして、記事を書くのに、点丸そして3点リーダーを出すにはどうしたらいいか悩み・・・

しかし、一番時間がかかったのはミスタイプ。

 

エンターキーの代わりに必ず押してしまうキーがあり\\\これだ。

く、挫けそうだよ!

 



カッコつけようと思って買ったキーボードはこれ。

いや、製品的にはとてもよい。

私というソフトウェアが適合していないだけよ。

 

少々重いのを別にすれば、キーボードも大きめでしっかり押せる感が良いし、スッキリした見た目も好ましい。

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重いけどとりあえず頑丈そう。

ピンクな見た目にだまされるけど、割とハードよ。

 

Audibleはやっぱりすごい「予言の島」聞いた

澤村伊智の「予言の島」を読んだ。というか、今回Audible版で聞いた。

 

予言の島

予言の島

  • 作者:澤村伊智
  • 発売日: 2019/03/15
  • メディア: 単行本
 

 

 だってね、今2か月無料なんですよ!

以前3か月くらいオーディブルに加入していたのだが、辞めた理由はやはり

「ちょっと高いよね。あと、私が読みたい横溝正史ないよね」

っていうのが大きかった。

 

でも、これで三国志読破した。読んでくれなきゃ絶対に挫折していたと思う。

関羽かっこいい。いっそ関羽を主役にすればいいのに。)

 

さて、雑音が入ったが今回もう一回トライしてみたのは、そろそろ私もリストから消えた、というか無料でお試しできるかも?という勘が働いたからである。

うまくいけば2か月無料だし!(無事行けた模様)

 

で、今回うまい事また無料キャンペーンで厚かましくも読みつくしてやるぜ!

と息巻いていたのだが、ん?なんか仕組みが変わってる・・・

コインとはなんだ?というか、値段も上がっている。

 

以前は、月会費を払えば聞き放題だったが、現在では毎月1コインもらえるので、そのコインを使って本を選らぶ、プラス会員特典の音源がある、ということらしい。

 

まあ、ビジネス書とか単行本は1500円余裕で超えるので、月一冊分をこちらに回すって考えたらそんなに悪くないだろう。

 

ちなみにラインナップはファクトフルネスとか、ホモサピエンス全史とか

読めるかなー読めないだろうな~っていうような重厚な本も軒をつらなている。

 

 

 

 

 

確かに、以前に比べて読みたい本が確実に多い気がする。

 

悪くない!でも高い!いや、ありかもしれん!むしろあり!迷う!

 

くらいのレベル感。

全てのサブスクリプションサービスってほんと、こんな感じの価格設定よね!

 

 

 そう、まさしくこんな感じ(笑)

むしろあり!かも。

 

なにより、kindle読み上げ機能の機械ボイスは慣れてきたとはいえ、やはり読み間違えと発音の揺れが大きすぎて、登場人物の「月代」が(つきよ)と呼ばれたり(さかやき)と呼ばれたりして何言ってるかわからず集中が切れる。

 

ちなみに「さかやき」とは、ちょんまげスタイルの禿げた部分だ。

つきよがよよと泣き崩れるのはありだけど、ちょんまげの禿げたとこが泣き崩れてるとかもう全く、ぶち壊しなのである。

 

今回、やっぱりプロが読み上げてくれるのはわかりやすくていいなぁと思った。

しかも、予言の島はネタバレ厳禁のホラーでありミステリーなのだ。

耳元で囁くように死に際の言葉をささやかれたり、慟哭を聞かされたり。

これはね、やっぱりプロゆえのマジの怖さがありました。

ホラーは読み聞かせに向いているのかもしれない。

 

そもそもこの話ね、私ですら「ん?」っていう違和感、伏線がたっぷり張り巡らされていたの。

 

最後にぐわーーそう来たか!!て叫ぶ。

 

なんかね、記述者が誰何だ?ってずっと引っかかってるんだけど、気づかないものね。

いやー面白かった。

 

何より、瀬戸内海の小島、土着の因習・・・っていう

横溝正史京極夏彦三津田信三・・・」ていう連想ゲームを逆手に取った、痛烈な一撃を食らってしまう。

 

島のおばあちゃんに「おまいら、こういうの好きだろ?」みたいにせせら笑われてしまうのさ。まさしくそうですけども!ああ、耳が痛い!

 

澤村伊智おもしろいな。「ぼぎわん」も結構面白かったし。

くそう、次は何読もうかな!